わが国では、臨床研究者人材育成の必要性が叫ばれてきました。特にプライマリ・ケア領域では人材育成が遅れており、喫緊の課題となっています。
この企画は、わが国で活動する臨床研究人材育成プログラムを紹介するものです。 特にプライマリ・ケア医に対して臨床研究のトレーニングを提供している全国の教育プログラムが出展します。年次集会前から各プログラムの紹介記事や動画をホームページ上で公開し、年次集会当日にはライブでプログラムの説明などを行っていただきます。
当研究室は横浜市立大学大学院データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻の中にあり、プライマリ・ケア領域の臨床研究を行っています。現在発足4年目、大学院生4名がプライマリ・ケア関連の臨床研究で修士を修了しており直近2年では20本のoriginal articleが当研究室から発表されています。当専攻には10名の専任教員がおり生物統計・臨床疫学・費用対効果などについて専門家から教わりながら、プライマリ・ケアのドメイン知識を持つ教員とリサーチクェスチョンをブラッシュアップすることができます。大学院生に加えて、専任教員2名、客員教員4名、共同研究員7名がそれぞれの研究を行っています。また、研究以外にMetropolitan FM Conferenceなど臨床に関する勉強会も開催しています。https://www.youtube.com/watch?v=FTvx1UvnovEもご覧ください。