臨床研究教育プログラムデモンストレーションとは?
主旨
わが国では、臨床研究者人材育成の必要性が叫ばれてきました。特にプライマリ・ケア領域では人材育成が遅れており、喫緊の課題となっています。
この企画は、わが国で活動する臨床研究人材育成プログラムを紹介するものです。 特にプライマリ・ケア医に対して臨床研究のトレーニングを提供している全国の教育プログラムが出展します。年次集会前から各プログラムの紹介記事や動画をホームページ上で公開し、年次集会当日にはライブでプログラムの説明などを行っていただきます。
医療法人北海道家庭医療学センター
フェローシッププログラム
ウェブサイト
https://saiyo.hcfm.jp/contact/index.html
お問い合わせ
https://saiyo.hcfm.jp/contact/index.html
デモンストレーション日程
12月10日(土)15:00-16:00
北海道家庭医療学センターフェローシップは、総合診療専門医の取得後の医師に家庭医療・組織運営・教育・研究についての経験学習を、当センターの診療所あるいは病院総合診療部門に所属しながら、月に5-6回遠隔講義と課題基盤型学習、現地/遠隔の指導医・経営者との省察を組み合わせて支援するプログラムです。臨床研究は量質両方の研究を学びます。前者は臨床疫学分野の遠隔講義の受講、チームでの研究プロジェクトを進めます。後者は、医学教育・人文社会科学分野の研究者による講義と、簡単な研究計画書の作成を経験できます。プログラムは最短2年間で、過去に20名以上の修了者を輩出しています。今年度はデモンストレーションの時間に、第11回プライマリ・ケア連合学会学術大会 Young Investigator Award 受賞した当センター指導医の加藤光樹先生から、フェロー研究を進めて論文化した軌跡についても発表いただきます。