概要
Workshop2:傾向スコア いつ使う?どう使う?
セッション学習達成目標
傾向スコアの適切な利用法や、適切な結果の解釈について理解する。自身の研究に応用する際の基本的な考え方を習得する。
セッションへの参加要件
本セッション全てに積極的に参加することが必須。
- 臨床研究を自身で行う意欲を持っている方。
- 観察研究において交絡がどのような問題を持っているかに関心がある方。
- セッション内でディスカッション、発言する必要があるので、セッション中は周囲の音が入らない静かな場所から参加すること
セッション概要
傾向スコアという言葉が、マジックワードの様に使われている場面も目にします。本セッションでは、「なぜ傾向スコアを利用するのか?」という本質的な疑問から始まり、「どのようなリサーチクエスチョンに傾向スコアは有用か?」、「傾向スコアを利用する際の注意点は?」、「傾向スコアの結果はどう解釈するのか?」、「傾向スコアの限界は?」などの疑問に答えていきたいと思います。
遠隔セッションですが、セッション中に参加者の皆様の意見を聞けるようにチャットやブレイクルームなどを活用したいと思います。よろしくお願いします。
福間 真悟
京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 特定准教授
京阪神次世代グローバル研究リーダー育成コンソーシアム(K-CONNEX)
経歴・自己紹介:
内科医師、医学博士、専門は臨床疫学。8年間の臨床経験の後、2010年より疫学の道に。臨床疫学、データサイエンス、経済学、情報学の方法を応用し、大規模データから知見を得て、リアルワールドで介入を実装する新たな臨床疫学研究に取り組んでいる(shingo-fukuma.jp)。